ベネチア

2007年5月17日(第1日目) 10:25成田発、スイスインターナショナルエアラインズ

  
座席は1列2・4・2席で運良く窓際の2席に座ることができました。
座席には目の前にモニターがそれぞれにあり、現在位置やDVD・ゲームなど各自で自由に楽しめます。

  
スイスのチューリッヒで乗り換えだったのですが、ベネチア行きの日本人は私たち夫婦2人だけで、とても心細い・・・。
ベネチアが見えた時は、やっと着いた!と安心したのもつかの間、空港にホテルまでの送迎の人が来ていない。かなり不安。
10分くらい遅れてプラカードを持った外人があらわれ、無事ホテルまで送ってくれました。ほっ。
日本語は通じません。数字の数え方などコミュニケをとってみました。

宿泊のホテル「アンバシャータ」前でおろされ、
彼はいなくなり・・・えっ?
旅行社(HIS)での説明では、送迎の人から、今後のホテル・
移動の汽車のキップなどもらうことだったのに・・・ 
とても不安!

ホテルのカウンターでも会話ができず、かなりあせりました。
パスポートをみせたら一気に解決し、無事チェックイン。
今後の予定が確保でき嬉しかった。
恐るべしHIS!緊張、緊張、また緊張の初日!

その日はおそくなりましたので、
ピザを駅前で買ってそのまま寝ました。

アンバシャータの情報はこちら


5月18日(2日目)です。さあ、いよいよイタリア観光!水の都ベネチアです。

その前に、汽車に乗らなければなりません。ホテルはベネチアの隣の町メストレです。
キップを買う、刻印して乗る、すべてが初体験です。英会話はにがてイタリア語はさっぱりという夫婦なので、
ひとつひとつのことがみなどきどきです。
無事、メストレ駅〜サンタ・ルチア駅(ベネチア)の往復キップを購入し、水の都へ



駅前の景色からこれです! 右サンタ・ルチア駅。船がバス、モータボートがタクシー!



   スカルツィ橋から

サン・マルコ広場を目指して歩き始めました
が、さっそく迷いました。
なかなか旅の調子が出ません。


右写真は、歩き回ってなにげに出た教会で
す。偶然右上にカモメが写っています。
お気に入りの1枚です。




▲車、自転車通行不能。道が狭く段差のある橋がたくさん。バリアフリーの不可能な街です。



▲リアルト橋から大運河をのぞむ



あこがれのゴンドラです。
ゴンドラクルーズというオプショナルツアーも
あったのですが、なんとか自力で乗ってみよ
うと。価格交渉できるのか・・・・・
まったく自信ありません。不安。


昼食です。昨晩は買出し、朝はホテルのブレッ
クファーストでしたので、初めてのレストランで
す。いろいろ迷って店が決められない。やっと
決めたら、案の定メニューが読めない。これも
旅の醍醐味ということで、思い切っててきとう
に頼みました。
おいしかったのですが、た・た・高い!
物価が高いのかぼられて高いのか・・・




▲「世界で最も美しい広場」といわれるサン・マルコ広場とサン・マルコ寺院&大鐘楼

  

▲サン・マルコ広場にある時計台      天気がよくて最高でした。      ▲このあと大鐘楼の上へ。  



▲大鐘楼にはエレベーターで上まであがれます。そこからの景色はとてもブラボーです。



▲大鐘楼から見たサン・マルコ広場。ハトがたくさんいます。



▲対岸に見えるのは、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。

  

▲ドゥカーレ宮殿▲



▲ドゥカーレ宮殿から。左下はゴンドラ乗り場です。



▲ゴンドラからの見える景色は、こんな感じで迫力あります。
いよいよゴンドラです。
この5月という季節は観光のハイシーズンらしく、観光客がすご
い。空いてるゴンドラが少なく、ゴンドラ乗り場に行っても、客引
きされません。やっと目があったゴンドラ乗りに声かけられまし
た。乗船料は200ユーロ(33800円)! ビックリです。
すかさず出たのが「I'm poor.」ほんとに久々の英会話がこれだ
と思うとかなりなさけないです。ディスカウントと言っても、まから
ないとのこと。あきらめて、広場のほうに歩いて行くと、後ろから
声がかかります。「180ユーロ」。断ります。またすぐに声がかか
ります。「200ユーロ」。もうあきらめようと目を合わせる二人。
そのあと4人目の声が。
「いくらならいいんだい?」
そう聞こえました。『旅の指差しイタリア語』という本をすかさず開
いて、80を指差します。「ナイスブック!」と言って笑っています。
ちょっとの間があって「OK。スチューデントディスカウント」。
学生じゃないのに、学割料金にしてくれたらしい。
「ヤッター」と心の中で叫び、喜んで乗り込みました。

   

いよいよ海から水路に入ります。ゴンドラはツーシーター。2人がけのソファーが前を向いています。6人くらい乗れるようですが、
補助席になります。夫婦で貸切なのでかなりゴージャスに感じます。ゴンドラ乗りが「ためいきばし〜」と日本語でアナウンス(笑)。

   


   

ゴンドラが数珠繋ぎです。しかし、私たちの乗ったゴンドラは、その横をどんどん抜いていきます。水路の曲がり角では「オエー!」
と大きな声をかけて優先して曲がります。狭い水路では、モーターボートをバックさせてまでも、先を急ぎます。途中「カサノバ」とか
時たま、ガイドしてくれますが、そんな急がんでも・・・。行きかうゴンドラ乗りが会釈していきます。この人はきっとこのゴンドラ乗り
仲間の顔役! そうにちがいありません。きめられたコースをまわってスタートにもどってくるまで25分!。そして、次の客引きに。

80ユーロ(13500円)と安くしてくれたのは、超特急コースだったんだと、妙に納得。
でも、とてもエキサイティングで、楽しかったです。乗ってよかった。いい思い出です。





▲サン・マルコ寺院。たくさんの観光客です。



▲サン・マルコ寺院入り口






▲リアルト橋。モーターボートのタクシー。

左写真:ベネチアで一番目立つおみやげは
仮面のようです。ほんとにあちこちで売ってま
した。



▲写真はサンタ・ルチア駅前にある建物。


夕方になり駅前まで戻って来ました。
こうして、とってもブラボーでエキサイティングな
夫婦イタリア旅行の初日が終わりました。

しかし、この1日で予算の4割を使ってしまいまし
た。なにもかも高かったです。びっくり。
明日は、朝から移動でユーロスターに乗って、
フィレンツェを目指します。無事行けますように!



<戻る> <フィレンツェへ> <ローマへ>